トピックス 2013

トピックス

2013/08/31

アンゴラ共和国向け「対人地雷除去機」の一貫輸送を受注

現在世界では毎年多くの人々が地雷や不発弾により被害を受けており、アンゴラ共和国には数百万個の地雷が埋設されていると推定されております。
当社はアンゴラ共和国向けの対人地雷除去機本体20台及びスペアパーツ等、並びに修理・工作用車両3台の輸出一貫輸送作業を受注しました。当社は国内工場での引き取りから、梱包、輸出通関、横浜港での船積作業を含む、アンゴラ共和国(ルアンダ港)までの海上輸送を一括して担当します。

輸送は2回に分けて計画し、第1船は2013年8月、第2船は2014年4月を予定しています。

今回輸送する対人地雷除去機は世界トップレベルの高い耐久性、安全性、効率性を追求しており、カンボジア、アフガニスタン、アンゴラなどの政府で採用された実績があり、高い評価を受けています。また、地雷を除去するだけでなく除去後の農地復興のためのリッパー(鋤)を装着しており、安全な大地を取り戻すだけではなく、農耕地や学校、道路などに利用できる土地にすることで地雷被害国の復興支援に役立っています。

当社にとってアフリカ市場は重要なマーケットの一つであり、今後も豊富な経験と専門性の高い知識を活かして、高品質な輸送サービス力により積極的に営業活動を展開してまいります。

アンゴラ共和国 ルアンダ港 対人地雷除去機 対人地雷除去機
ルアンダ港 対人地雷除去機 対人地雷除去機


2013/04/03

相馬共同火力発電株式会社殿より感謝状授与

2013年4月3日、当社は石炭灰早期搬出輸送の功労者として相馬共同火力発電株式会社殿より感謝状を授与されました。

当社の功績:「石炭灰埋立処理量増加時の対応において石炭灰船積設備の復旧以降、創意工夫に富んだ助言とともに良くその責務を果たされ石炭灰船による石炭灰の早期搬出再開に貢献された」(感謝状より抜粋)当社はこれまで東日本大震災により被災した地域に向けて、さまざまな復興支援活動に尽力してまいりました。その中で、当社船団に所属する成洋丸(D/W 6,710トン、船主:(株)中津留組)は震災により甚大な被害を受けた石炭灰船積岸壁における早期搬出輸送業務を担当いたしました。

この作業は、震災後火力発電所の重要性が再認識される中、非常に重要な役割を果たしました。

相馬共同火力発電株式会社殿より感謝状授与 石炭灰の処理(船積搬出)輸送
感謝状 石炭灰の処理(船積搬出)輸送


2013/03/11~12

用語解説 タンデム・グローバル・ロジスティクス・ネットワーク年次総会開催

2013年3月、アメリカ合衆国 ルイジアナ州 ニューオーリンズにおいて、タンデム・グローバル・ロジスティクス・ネットワーク(TGLN)の年次総会が開催されました。TGLNは81の国と地域に拡大する中、7回目の開催となる今回の年次総会は世界各国より45社のフォワーダー、計111名のロジスティクスのエキスパートが参加しました。

総会期間中には、2012年度のTGLNの実績報告のほか、地域委員会発足の決定や代理店間ミーティングが開催されました。

更なるネットワーク拡大のため、全世界を10の地域に分割、地域委員会を発足させ、各委員会が地域戦略を主導していくことを決定。当社は、東南アジア及びオセアニア委員会、北東アジア委員会の議長として、成長著しいアジア市場において、ネットワークの拡大に努めていくことになりました。

代理店間ミーティングへは、当社グループからは、東海運、タンデム・ジャパン、タンデム・モンゴル、サイアムアヅマ(タイ)、タンデム中国、タンデム香港、タンデム・インド、タンデム・オランダの8社が出席し、各国のフォワーダーと営業活動を展開しました。

なお、次回(2014年)の開催地はトルコ共和国のイスタンブールとなり、第8回年次総会が開催されます。

竣工式に先立ち神事を行う


<用語解説>

  • 「タンデムグローバルロジスティクスネットワーク」とは?

世界各国の物流会社が加盟する、国際物流ネットワーク。それがタンデムグローバルロジスティクスネットワークです。
当社が中心となり2007年に米国、欧州の物流企業と共同で設立しました。2011年3月現在、72カ国もの物流会社がこのネットワークに加盟しています。
この国際物流網を維持・整備するため、ロッテルダムに運営本部を置き、オランダ人の専務理事及び当社を含む13カ国からなる「理事国会社会議」によって運営されています。


  • 「年次総会」とは?

毎年3月に、加盟代理店が一堂に集う「年次総会」が開催され、各国の加盟代理店から事業計画を含む様々な報告や代理店による商談会が実施されています。

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